目薬の話

目薬って実は奥が深いんです。
目薬が汚染されないように清潔な手でキャップを開け、そのキャップも清潔な所に置きます。点眼する際もまつげに触れると汚染されるので、こここも注意点です。
点眼液が黒目に直撃しなくても、下まぶたを軽く引き、そこに入れば充分全体に行き渡ります。
目頭に涙の出口（涙点）がありますので、目に長く留まらせるために、目頭を軽く押さえておきます。
まばたきを繰り返す方が全体に行き渡るように思えますが、まばたきは涙を涙点に送る行為なので、目薬が早く無くなってしまいます。
種類によっては皮膚が荒れますので、あふれた分は拭き取ってください。
1滴（50μl)で目が貯められる量（30μl）を充分補いますので、あふれても構いません。
2種類以上点眼するときは、次から次に点眼すると先の点眼が流されてしまうので、5分程度間隔をあける事が効果を上げるコツです。
一般的な5mlの点眼では、1日4回両眼に点眼すると約2週間使えます。
それ以上に早く無くなる場合は、点眼回数が守れていない・一回の量が多い・点眼が上手にできないなどの可能性があります。
点眼が上手にできない人には補助具がありますので、受付で現物をお見せしますので、お知らせ下さい。